COLUMN

院長の生活習慣病コラム一覧

  • 院長コラム
    2026/07/14

    糖尿病と足の深い関係——末梢の血管と神経を蝕む合併症を循環器専門医が解説

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    はじめに——「足のことは整形外科へ」では間に合わないことがある
    「先生、最近足の裏がしびれるんですが、整形外科に行けばいいですか?」
    糖尿病の患者さんからこう聞かれたとき、私は少し立ち止まります。足のしびれは確かに整形外科的な原因...

  • 院長コラム
    2026/07/07

    足のむくみは「体のSOS」です——疲れ・塩分・心臓・腎臓、原因別に循環器内科専門医が解説

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    はじめに——「夕方になると足がパンパン」を笑えない理由「夕方になると靴がきつくなる」「夜になると足首のあたりがむくんでいる」——こうした経験は、多くの方に心当たりがあるのではないでしょうか。「どうせ疲れのせい」「塩辛いものを食べたから...

  • 院長コラム
    2026/07/02

    「塩分は血管を静かに蝕む——降圧薬が効かない人が見落としている、血圧・心臓・腎臓への本当のダメージ」

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    はじめに——「減塩しています」「薬も飲んでいます」、それでも下がらない理由「先生、ちゃんと薬を飲んでいます。塩分も気をつけています。でも血圧が下がらないんです」外来でこう言われることが、週に何度もあります。

    患者さんは嘘をついて...

  • 院長コラム
    2026/06/23

    病院の血圧より、朝起きてすぐの血圧の方がずっと大事です——家庭血圧の正しい測り方と読み方

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    はじめに——「病院では正常でした」は安心の根拠にならない「先生、病院で測ったら正常でしたよ」——こう言って安心した顔で来院される患者さんが、一定数います。しかし私は内心、「それだけでは判断できない」と思っています。診察室で測る血圧は、...

  • 院長コラム
    2026/06/16

    更年期と高血圧の関係についてーー女性が50代で突然血圧が上がる本当の理由

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    更年期だから仕方ない」で済ませていませんか?「最近、頭がズキズキする」「顔がのぼせてドキドキする」「夜中に目が覚めて眠れない」——こうした症状を50代の女性が訴えると、多くの場合、最初に頭に浮かぶのは「更年期症状」という言葉ではないで...

  • 院長コラム
    2026/06/11

    血糖値スパイク — 食後高血糖を見逃すと何が起きるか ~空腹時血糖が正常でも、血管は傷んでいるかもしれない~

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    はじめに
    「先生、健診の血糖値はずっと正常なんですが、食後に眠くなって…これって関係ありますか?」
    外来でこういったご相談をいただくことが増えています。血糖値の検査といえば空腹時採血が基本ですが、実は食後の血糖の急上昇——いわゆる...

  • 院長コラム
    2026/06/02

    血糖値は正常なのに「糖尿病予備群」と言われた――境界型糖尿病の本当のリスクについて

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    「予備群って言われたけど、まだ糖尿病じゃないから大丈夫ですよね?」

    外来でこの言葉を聞くたびに、私は少し時間をとって話をするようにしています。なぜなら、この「まだ大丈夫」という感覚こそが、境界型糖尿病を放置させてしまう最大の落と...

  • 院長コラム
    2026/05/25

    院長も実践!【16時間ダイエットの効果と注意点】 

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    少し、個人的な話から始めさせてください。

    私自身、16時間断食を実践しています。朝食は摂らず、昼の12時頃に最初の食事をとり、夜8時頃に食べ終える。この「昼〜夜の8時間ウィンドウ」を基本パターンとして、しばらく続けています。
    ...

  • 院長コラム
    2026/05/18

    「1日3食が正解」は本当か?循環器専門医が血圧・血糖・心臓の視点で両論を徹底整理

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    はじめに
    「1日3食きちんと食べなさい」——子どもの頃から親に言われ続け、健康番組でも繰り返されるこの"常識"。しかし私が診察室で毎日接している患者さんの中には、2食にしてから血圧や血糖値が安定したという方が少なくありません。一方で...

  • 院長コラム
    2026/05/14

    40代から始まる「血管の老化」を遅らせる、エビデンスある習慣5選―循環器専門医が本音で解説

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    はじめに――「血管年齢」という言葉に騙されてはいけない
    「血管年齢が実年齢より10歳若い!」というフレーズを健康食品のCMや市販の測定器で見かけることがある。患者さんからも「血管年齢を測ってもらえますか」と聞かれることが増えた。
    ...

  • 院長コラム
    2026/05/07

    「夜9時以降に食べると太る」は本当か——食事時刻が代謝と血圧・心血管リスクに与える影響

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    仕事が終わり、帰宅して夜遅くにようやく夕食を食べる。現代の働く人にとって、これは珍しいことでも、特別なことでもない。でも頭のどこかで「夜遅い食事は太る」という言葉が引っかかっている方も多いのではないでしょうか。実際のところ、これは都市...

  • 院長コラム
    2026/04/30

    「コーヒーは体に悪い」はもう古い──高血圧・脂質異常・糖尿病の方こそ知っておきたい、最新エビデンスが示すコーヒーの実力

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    毎朝のコーヒーを「血圧が高いから」と我慢している方、いませんか?「先生に怒られそうで聞けないけど、正直やめたくない」「一応減らしてはいるけど、本当にダメなのかな……」──そんなふうに、どこか後ろめたい気持ちでコーヒーと付き合っている方...

  • 院長コラム
    2026/04/21

    血圧の薬、自己判断でやめた人に起きていること 〜循環器内科専門医の院長が、患者さんがやめてしまう理由から体への影響まで正直に解説〜

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    「血圧が下がってきたし、もう薬はいいかな」そう思ったことのある方は、少なくないと思います。数値が改善されれば、誰だって「治ってきた」と感じる。その感覚は間違っていないし、努力して生活を変えてきた結果なら、なおさらです。ただ、降圧薬を自...

  • 院長コラム
    2026/04/09

    血圧が高いと健診で指摘された!どの診療科にかかればいいの? 〜循環器内科専門医の院長が、受診先の選び方から注意点まで徹底解説〜

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    健診の結果票を見て、こう思いませんでしたか。
    「内科? 循環器内科? どこに行けばいいんだろう」
    「近くのクリニックでいいの? 大きい病院のほうが安心?」
    「…症状もないし、1回高かっただけだし、様子見でもいいかな」
    正直に言...

  • 院長コラム
    2026/04/02

    お酒とコーヒーは体にいい?悪い? 循環器内科医が解説する血圧・脂質・血糖への本当の影響

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    「コーヒーは体にいいって聞くけど本当?」
    「お酒は少しならむしろ健康にいい?」

    外来で非常によく聞かれる質問です。

    結論から言うと
    “条件付きで良いが、間違えると確実に悪い”
    これが医学的に正しい答えです。

    つ...

  • 院長コラム
    2026/03/31

    降圧薬を飲んでも血圧が下がらない…? ~見逃されがちな「二次性高血圧」とは~

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    「薬を飲んでいるのに血圧が下がらない」

    外来で非常によくある相談です。

    実際に
    ・2種類以上の降圧薬を飲んでいる
    ・それでも140/90を超えている

    こういったケースでは、単なる生活習慣だけでなく
    **“別の病...

  • 院長コラム
    2026/03/24

    家族性コレステロール血症とは? ― 若くして心筋梗塞を起こす人に共通する“見逃されがちな病気” ―

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    大学病院勤務をしているときに若くして心筋梗塞を発症する方を経験してきました。
    たいていの場合は

    「親がコレステロールの薬を飲んでる」
    「若い頃から健診でコレステロールが高いと言われていました」

    このようなケースで、必ず...

  • 院長コラム
    2026/03/17

    血圧が高い人が“絶対にやってはいけない習慣7選”

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    「血圧が高いですね」と言われたものの、
    特に症状もなく、ついそのままにしていませんか?

    薬はまだ飲みたくない

    生活改善と言われても何をすればいいかわからない

    とりあえず様子見でいいのでは…

    実際、このように感...

  • 院長コラム
    2026/03/11

    痩せているのに糖尿病になる人はなぜいるのか? ― 日本人に多い「隠れ糖尿病」の正体 ―

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    外来でよくある質問があります。

    「先生、私は太っていないのに糖尿病なんですか?」

    多くの方は
    糖尿病=太っている人の病気
    というイメージを持っています。

    確かに肥満は糖尿病の大きな原因の一つです。

    しかし実...

  • 院長コラム
    2026/03/04

    血圧はどこからが高血圧?正常値と本当に危ないライン

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    血圧はどこからが高血圧?
    正常値と本当に危ないラインを循環器専門医として解説します。

    健康診断で「血圧が少し高いですね」と言われた経験がある方は多いと思います。

    外来でもよく聞かれる質問があります。

    「血圧ってどこ...

  • 院長コラム
    2026/02/24

    マンジャロは誰に向いているのか? ― やめるとリバウンドするのか? ―

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    マンジャロ(チルゼパチド)は、GIP/GLP-1受容体二重作動薬という全く新しいカテゴリーの薬剤です。

    GLP-1単剤との決定的な違いは、GIP受容体への同時作用にあります。

    GIPは従来「肥満では効きにくいホルモン」と考...

  • 院長コラム
    2026/02/18

    悪玉コレステロール(LDL)はどこまで下げる必要があるのか? ― 低ければ低いほどよいというのは本当か? ―

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    「先生、LDLは低ければ低いほどいいって本当ですか?」
    最近よく聞かれる質問です。
    スタチンが一般化し、エゼチミブやPCSK9阻害薬も登場し、
    LDLをかなり低くまで下げられる時代になりました。

    一方で、
    「下げすぎは体...

  • 院長コラム
    2026/02/10

    食事と運動だけでは限界?~ 循環器専門医として考える肥満治療の最前線~

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    「痩せたほうがいいのは分かっているんです。でも、どうしても続かなくて。」

    肥満を指摘された患者さんから、外来でよく聞く言葉です。
    食事を減らして、運動も意識している。
    それでも体重は思ったほど減らない。むしろ少し戻ってしまう...

  • 院長コラム
    2026/02/04

    血圧・糖尿・コレステロールの薬は、飲み始めたら一生やめられない?

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    外来で、ほぼ必ず聞かれる質問があります。
    「先生、薬って一度始めたら一生続けないといけないんですよね?」

    この質問には、不安も戸惑いも、そして“できれば飲みたくない”という正直な気持ちが詰まっています。
    結論から言うと、一生...

  • 院長コラム
    2026/01/28

    糖尿病のある方で私が心臓について必ず確認していること

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    糖尿病は「血糖の病気」と思われがちですが、循環器内科専門医でもある私の視点では少し違います。
    糖尿病は、血管がじわじわ傷つくことで、心筋梗塞・狭心症・心不全・脳卒中の土台を作る病気です。

    私が外来でよく使う例えがあります。
    ...