循環器疾患のコラム一覧
-
院長コラム2026/05/18
「1日3食が正解」は本当か?循環器専門医が血圧・血糖・心臓の視点で両論を徹底整理
はじめに
「1日3食きちんと食べなさい」——子どもの頃から親に言われ続け、健康番組でも繰り返されるこの"常識"。しかし私が診察室で毎日接している患者さんの中には、2食にしてから血圧や血糖値が安定したという方が少なくありません。一方で... -
院長コラム2026/05/14
40代から始まる「血管の老化」を遅らせる、エビデンスある習慣5選―循環器専門医が本音で解説
はじめに――「血管年齢」という言葉に騙されてはいけない
「血管年齢が実年齢より10歳若い!」というフレーズを健康食品のCMや市販の測定器で見かけることがある。患者さんからも「血管年齢を測ってもらえますか」と聞かれることが増えた。
... -
院長コラム2026/05/07
「夜9時以降に食べると太る」は本当か——食事時刻が代謝と血圧・心血管リスクに与える影響
仕事が終わり、帰宅して夜遅くにようやく夕食を食べる。現代の働く人にとって、これは珍しいことでも、特別なことでもない。でも頭のどこかで「夜遅い食事は太る」という言葉が引っかかっている方も多いのではないでしょうか。実際のところ、これは都市...
-
院長コラム2026/04/21
血圧の薬、自己判断でやめた人に起きていること 〜循環器内科専門医の院長が、患者さんがやめてしまう理由から体への影響まで正直に解説〜
「血圧が下がってきたし、もう薬はいいかな」そう思ったことのある方は、少なくないと思います。数値が改善されれば、誰だって「治ってきた」と感じる。その感覚は間違っていないし、努力して生活を変えてきた結果なら、なおさらです。ただ、降圧薬を自...
-
院長コラム2026/03/24
家族性コレステロール血症とは? ― 若くして心筋梗塞を起こす人に共通する“見逃されがちな病気” ―
大学病院勤務をしているときに若くして心筋梗塞を発症する方を経験してきました。
たいていの場合は「親がコレステロールの薬を飲んでる」
「若い頃から健診でコレステロールが高いと言われていました」このようなケースで、必ず...
-
院長コラム2026/03/11
痩せているのに糖尿病になる人はなぜいるのか? ― 日本人に多い「隠れ糖尿病」の正体 ―
外来でよくある質問があります。
「先生、私は太っていないのに糖尿病なんですか?」
多くの方は
糖尿病=太っている人の病気
というイメージを持っています。確かに肥満は糖尿病の大きな原因の一つです。
しかし実...
-
院長コラム2026/03/04
血圧はどこからが高血圧?正常値と本当に危ないライン
血圧はどこからが高血圧?
正常値と本当に危ないラインを循環器専門医として解説します。健康診断で「血圧が少し高いですね」と言われた経験がある方は多いと思います。
外来でもよく聞かれる質問があります。
「血圧ってどこ...
-
院長コラム2026/02/18
悪玉コレステロール(LDL)はどこまで下げる必要があるのか? ― 低ければ低いほどよいというのは本当か? ―
「先生、LDLは低ければ低いほどいいって本当ですか?」
最近よく聞かれる質問です。
スタチンが一般化し、エゼチミブやPCSK9阻害薬も登場し、
LDLをかなり低くまで下げられる時代になりました。一方で、
「下げすぎは体... -
院長コラム2026/02/10
食事と運動だけでは限界?~ 循環器専門医として考える肥満治療の最前線~
「痩せたほうがいいのは分かっているんです。でも、どうしても続かなくて。」
肥満を指摘された患者さんから、外来でよく聞く言葉です。
食事を減らして、運動も意識している。
それでも体重は思ったほど減らない。むしろ少し戻ってしまう... -
院長コラム2026/02/04
血圧・糖尿・コレステロールの薬は、飲み始めたら一生やめられない?
外来で、ほぼ必ず聞かれる質問があります。
「先生、薬って一度始めたら一生続けないといけないんですよね?」この質問には、不安も戸惑いも、そして“できれば飲みたくない”という正直な気持ちが詰まっています。
結論から言うと、一生... -
院長コラム2026/01/28
糖尿病のある方で私が心臓について必ず確認していること
糖尿病は「血糖の病気」と思われがちですが、循環器内科専門医でもある私の視点では少し違います。
糖尿病は、血管がじわじわ傷つくことで、心筋梗塞・狭心症・心不全・脳卒中の土台を作る病気です。私が外来でよく使う例えがあります。
... -
院長コラム2026/01/14
体重が増えると、なぜ血圧・血糖・コレステロールが悪くなるのか
体重が増えると、なぜ血圧・血糖・コレステロールが悪くなるのか
― 循環器内科医として外来診療で意識して説明していること ―健診結果を見ていると、
まず体重やBMIの欄に目がいく方も多いと思います。
一方で、
「体重はそ... -
院長コラム2026/01/13
糖尿病治療の最前線
-
院長コラム2026/01/13
血圧は“下の値(拡張期血圧)”も大切です
〜拡張期血圧と血管・心臓・弁膜症の深い関係〜
健診で「血圧が少し高い」と言われても、
多くの方は “上の血圧(収縮期血圧)”だけに意識が向きがちです。しかし、私の専門とする循環器内科の臨床ではむしろ
... -
院長コラム2026/01/09
糖尿病と心臓病の深い関係
― 循環器内科専門医である院長が、「血管が傷むしくみから心臓発作まで」をわかりやすく解説 ―
糖尿病は「血糖が高い病気」と理解されることが多いですが、医学的には “血管の病気(動脈硬化が進みやすい状態)” でもあります。...