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ブログ2026/01/20
冬になるとぎっくり腰が増える理由
東京都荒川区・台東区の皆さん、こんにちは!
茂澤メディカルクリニック リハビリテーション科 柔道整復師の飯田です。冬場は「何もしていないのに腰を痛めた」「少しかがんだだけなのに動けなくなった」という、ぎっくり腰の相談が増えます。実はこれは偶然ではありません。寒さによって体は自然と縮こまり、腰まわりの筋肉や関節が硬くなるためです。
気温が下がると血流が悪くなり、筋肉の温度も下がります。筋肉は温かいほどよく伸び、冷えるほど硬くなります。そのため冬場は、普段と同じ動きをしても腰に負担がかかりやすい状態になっています。腰だけの問題ではない身体の仕組み
ぎっくり腰というと「腰が悪い」と思われがちですが、実際には腰だけの問題ではありません。股関節や背中(胸のあたり)が硬くなると、本来それらが担う動きを腰が代わりに行うことになります。
特に冬は運動量が減り、同じ姿勢で過ごす時間が増えがちです。その結果、身体全体の動きが悪くなり、腰に負担が集中します。そこへ重い物を持つ、急に振り向く、朝起きてすぐ前かがみになるといった動作が加わると、腰の筋肉や関節が耐えきれず、強い痛みとして現れます。
また寒さは自律神経にも影響し、筋肉が緊張しやすい状態を作ります。これも冬場に痛みが出やすい大きな理由です。
ぎっくり腰は身体からの注意信号
多くの方が「急に起きた」と感じるぎっくり腰ですが、実際には身体の中で準備が整った結果として起こっています。冷え、血流の低下、動きの悪さ、筋肉の緊張が少しずつ積み重なり、限界を超えたタイミングで痛みとして表に出るのです。
つまり、ぎっくり腰は身体からの「これ以上無理をしないで」というサインとも言えます。痛みが出た場所だけを見るのではなく、生活習慣や身体の使い方を見直すことが、再発を防ぐためにとても大切です。冬場こそ、腰だけでなく全身の状態に目を向けることが、ぎっくり腰予防への第一歩になります。
当院では薬物療法、物理療法、運動療法等により、痛みの改善や生活の質の向上を図っています。腰、肩、膝、足などお体の痛みでお困りでしたら当院へご相談ください。
リハビリテーション科
柔道整復師 飯田 浩史
監修 茂澤幸右(茂澤メディカルクリニック南千住 院長)