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院長の生活習慣病コラム

  • 院長の生活習慣病コラム
    2026/08/31

    なぜ欧米人より日本人の方が、同じ血圧・血糖でも動脈硬化が進む——その科学的な理由

    「基準値内だから大丈夫」は、日本人には通用しない

    「先生、血圧は135くらいなんですが、まだ大丈夫ですよね?」

    こう聞かれたとき、私は少し考えてから答えます。「数字だけで判断するのは危険です」と。

    血圧135mmHg、空腹時血糖105mg/dL——これらは確かに、多くの基準値の「正常範囲」か「境界域」に収まる数値です。欧米人のデータをベースに作られた基準で見れば、「まだ大丈夫」と判断されることもあります。しかし日本人の場合、話は単純ではありません。

    私が循環器内科の専門医として10年近く外来を続けてきて、繰り返し実感することがあります。それは「欧米人と同じ血圧・血糖値でも、日本人の血管はより早く、より深刻に傷んでいることがある」という現実です。

    これは根性論でも悲観論でもありません。遺伝子・食文化・体格・生活環境——これらが複合的に絡み合って、日本人という民族が持つ独自の血管リスクを形成しているのです。

    今回は、この「日本人の血管の弱点」を科学的に紐解きながら、南千住・荒川区・北千住・墨田区エリアで生活習慣病と向き合う患者さんに、「自分ごと」として受け取っていただける内容をお届けします。

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    日本人の血管は「同じ血圧」でも傷みやすい——脳卒中リスクの民族差という現実 日本人の脳卒中死亡率は、なぜ欧米より高かったのか

    かつて日本は「脳卒中大国」と呼ばれていました。1960〜70年代、日本人の死因のトップは脳卒中であり、欧米と比較しても際立って高い脳卒中死亡率が問題になっていました。

    その後、降圧療法の普及と食生活の改善によって脳卒中死亡率は大幅に低下しましたが、現在でも日本人の脳卒中発症率は欧米と比較して高い水準にあります。特に「脳出血」の割合が欧米より多いことは、現在も変わっていません(Feigin VL, et al. Lancet Neurology, 2022)。

    同じ血圧でも、日本人は脳卒中になりやすい

    ここで重要な研究を紹介します。同じ収縮期血圧140mmHgの人を比較した場合、日本人は欧米白人と比べて脳卒中リスクが約2〜3倍高いという報告があります(Ueshima H, et al. Circulation, 2008)。

    「なぜ同じ血圧なのに、日本人だけリスクが高いのか」——この問いへの答えが、今回のコラムの核心です。

    その理由は一つではありません。遺伝的素因・塩分感受性の高さ・血管壁の構造的特徴・食文化・体格差——これらが重なり合っています。

    日本人の血管壁は「薄くて傷みやすい」構造を持つ

    欧米人と日本人の血管構造を比較した研究では、日本人は同じ血圧水準でも血管壁(特に中膜)の肥厚が起きやすく、脆弱性が高い傾向があることが示されています。

    これは体格差とも関係しています。欧米人と比較して体格が小さい日本人は、血管径も相対的に細く、同じ血圧でも血管壁にかかる「単位面積あたりの圧力(壁応力)」が大きくなります。

    外来で頸動脈エコーを施行していると、「血圧はそれほど高くないのに、IMT(内膜中膜複合体厚)がすでに厚くなっている」という患者さんに定期的に出会います。数字だけでは見えない血管の老化が、静かに進んでいるのです。

    塩分感受性——日本人の血圧が「塩に弱い」科学的根拠

    日本人は欧米人と比べて「食塩感受性」が高い民族であることが知られています。食塩感受性とは、塩分摂取量の変化が血圧に与える影響の大きさのことです。

    食塩感受性の高さには遺伝的背景があります。日本人を含む東アジア人には、腎臓でのナトリウム再吸収を促進する遺伝子多型(ACE遺伝子・AGT遺伝子など)の保有率が欧米白人より高いとされています(Kato N, et al. Nature Genetics, 2011)。

    つまり日本人は、同じ量の塩分を食べても、欧米人より血圧が上がりやすい体質を持っている可能性があります。日本人の平均塩分摂取量が推奨量の約2倍(男性10.9g・女性9.3g)という現実と、この塩分感受性の高さが重なることで、日本人の血圧リスクは構造的に高くなっています(コラム㉜参照)。

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    日本人は同じ血糖値でも、なぜ膵臓が早く疲弊するのか——インスリン分泌能と体格の差異

    日本人の糖尿病は「太っていなくてもなる」

    欧米の糖尿病患者の多くは、BMI30以上の高度肥満を背景に発症します。一方、日本人の2型糖尿病患者の平均BMIは約24〜25程度であり、「太っていない糖尿病」が非常に多いのが特徴です。

    これは日本人のインスリン分泌能の低さに起因します。欧米人と比較して、日本人のβ細胞(膵臓でインスリンを産生する細胞)の数・機能が相対的に低いことが複数の研究で示されています(Fukushima M, et al. Diabetologia, 2004)。

    欧米人であれば、体重増加・インスリン抵抗性増大に対して膵臓が大量のインスリンを追加分泌することで血糖を維持できます。しかし日本人は膵臓の「予備力」が低いため、少しのインスリン抵抗性増大で血糖コントロールが破綻しやすいのです。

    外来でも「BMI23なのに糖尿病」という患者さんは珍しくありません。「太っていないから糖尿病は関係ない」という思い込みは、日本人には特に危険な誤解です(コラム⑨参照)。

    食後血糖スパイクが「日本人の食文化」と相性が悪い理由

    日本の伝統的な食文化は、白米・うどん・そば・パンなど精製糖質を主食とする構造になっています。これらは食後の血糖を急激に上昇させる「高GI食品」です。

    インスリン分泌能が低い日本人が高GI食品を中心とした食事を摂ると、食後血糖スパイク(食後の急激な血糖上昇)が起きやすくなります。この血糖スパイクは、通常のHbA1c検査では捉えにくく、「HbA1cは正常なのに食後だけ血糖が高い」という隠れた高血糖状態が生じます。

    血糖スパイクは血管内皮細胞に直接的な酸化ストレスを与え、動脈硬化を加速させます。「食後に眠くなる・だるい」という症状は、この血糖スパイクのサインである可能性があります。

    私の外来では、HbA1cが6%台でも食後2時間血糖が180mg/dLを超えている患者さんを定期的に経験します。「HbA1cが正常だから大丈夫」ではなく、食後血糖の評価が日本人には特に重要だと実感しています。

    内臓脂肪型肥満——日本人は「少ない脂肪でも危ない」

    日本人を含む東アジア人は、同じBMI・体重でも欧米白人より内臓脂肪が蓄積しやすい体質を持っています。これを「アジア型肥満」と呼びます(コラム㊲参照)。

    WHOはアジア人のメタボリックシンドローム診断基準として、欧米より低いBMI・腹囲を採用しています。日本人のメタボ腹囲基準(男性85cm・女性90cm)が欧米基準より小さいのは、このためです。

    体重・BMIが「正常」に見えても、内臓脂肪が蓄積してアディポサイトカインが乱れ、血圧・血糖・脂質が同時に悪化している——これが日本人に特有の「隠れメタボ」の構造です。

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    動脈硬化を加速させる「日本人特有の組み合わせ」——高塩分・低カリウム・高糖質の三重苦 日本食の「健康神話」の落とし穴

    日本食の「健康神話」の落とし穴

    「和食はヘルシー」というイメージは世界的に定着しています。2013年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されました。確かに、伝統的な和食は野菜・魚・発酵食品を豊富に含み、飽和脂肪酸が少ないという長所があります。

    しかし現実の日本人の食事は「伝統的な和食」とは大きくかけ離れています。醤油・味噌・漬物・ラーメン・加工食品——現代の日本人の食卓は、塩分過多・精製糖質過多という構造的な問題を抱えています。

    そして、もう一つ見落とされがちなのがカリウム不足です。カリウムはナトリウムの排泄を促し、血圧を下げる働きをしますが、日本人の平均カリウム摂取量は推奨量(3,500mg/日)を大きく下回っています。高塩分+低カリウムという組み合わせは、血圧上昇を相乗的に促進します。

    高塩分・高糖質が重なると動脈硬化は加速する

    高塩分による血圧上昇と、高糖質による血糖スパイク・インスリン抵抗性が同時に進行すると、血管内皮への負荷は単純な足し算ではなく「掛け算」で増大します。

    高血圧による物理的な剪断応力(血流が血管壁に与える力)が血管内皮を傷め、そこに高血糖による酸化ストレス・糖化(AGEs)が重なることで、動脈硬化は相乗的に加速します(コラム㊲・㉜参照)。

    さらに日本人は飽和脂肪酸の摂取は少ないものの、精製糖質から変換される中性脂肪が高くなりやすく、「中性脂肪高値+HDL低値」という動脈硬化促進型の脂質パターンが出現しやすいのです。

    「少量飲酒は体にいい」という文化的背景も問題

    日本の飲酒文化では「適量のお酒は体にいい」という考え方が根強く残っています。しかし2023年のWHO声明・ランセット研究では「安全な飲酒量はゼロ」という結論が示されており、少量でもアルコールは血圧上昇・心房細動リスク増大・発がんリスク増大と関連することが明確になっています。

    「晩酌は日本文化だから」という感覚が、高血圧・糖尿病患者の飲酒習慣を正当化する方向に働いているケースを、私は外来で頻繁に経験します。文化的背景が医学的リスクを見えにくくしている典型例です。

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    では日本人はどう対策すべきか——当院での診療アプローチと院長の結論 「欧米の基準」ではなく「日本人の基準」で管理する

    日本高血圧学会(JSH2023)が降圧目標を130/80mmHg未満に設定しているのは、日本人の塩分感受性の高さ・脳卒中リスクの高さを踏まえたものです。欧米の一部ガイドラインより厳格な目標値が設定されているのには、民族的な理由があります。

    同様に、日本糖尿病学会のHbA1c目標値・腹囲基準・脂質管理目標も、日本人のリスクプロファイルを踏まえて設定されています。「欧米では問題ない数値でも、日本人には早期介入が必要」というケースが確実に存在します。

    当院では、患者さんの数値を「正常か異常か」という二項対立で判断するのではなく、「この患者さんの民族的背景・家族歴・食生活・体格を踏まえて、このリスクをどう評価するか」という個別化された視点で管理方針を決めています。

    塩分・糖質・カリウムの「日本人版トリプル管理」

    日本人が血管を守るための食事管理で最も重要なのは以下の三点です。

    塩分を減らす(目標6g未満): 醤油・味噌・漬物・麺類のスープが主な塩分源です。外食・加工食品の「隠れ塩分」への注意が特に重要です(コラム㉜参照)。

    精製糖質を減らす: 白米・パン・麺類の量を見直し、食物繊維を先に食べる「ベジファースト」を習慣化します。食後の血糖スパイクを抑制する効果があります。

    カリウムを増やす: 野菜(ほうれん草・トマト・ブロッコリー)・果物(バナナ・キウイ)・豆類・芋類を積極的に摂ります。ただし腎機能が低下している方(eGFR45未満)はカリウム過剰に注意が必要です。

    院長の結論——「日本人であること」を自覚した管理を

    私が外来で最も伝えたいことを、ここで率直に述べます。

    「血圧135は大丈夫ですか?」という質問に対する私の正直な答えは、「日本人であれば、135を放置し続けることは勧めない」です。欧米人と同じ基準で自分のリスクを判断することは、日本人には危険な楽観主義になり得ます。

    私自身、毎朝血圧を測り、16時間断食を実践し、塩分の多い食事を意識的に避けています。これは医師としての「建前」ではなく、日本人の血管リスクを自分のこととして受け止めているからです。

    「少し高め」「まだ大丈夫」「症状がないから」——そう思っている間に、日本人の血管は静かに、しかし確実に老いていきます。

    南千住・荒川区・北千住・墨田区エリアで生活習慣病・高血圧・動脈硬化が気になる方は、ぜひ一度、「日本人としてのリスク」を一緒に評価させてください。Web予約はmozawa-medical.comから24時間受け付けています。

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    院長の結論

    日本人は遺伝的な塩分感受性の高さ・インスリン分泌能の低さ・内臓脂肪蓄積のしやすさという三つの「体質的な弱点」を持っています。これに高塩分・高糖質・低カリウムという現代日本の食文化が重なることで、欧米人と同じ血圧・血糖値でも血管へのダメージが大きくなります。

    「基準値内だから大丈夫」ではなく、「日本人として自分のリスクを正しく知り、早めに対処する」——これが私が外来で繰り返し伝えていることです。数字の一点だけを見るのではなく、体質・食文化・家族歴・生活習慣を総合的に評価することが、日本人の血管を守る唯一の正しいアプローチだと私は考えています。

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    ★まとめ

    ・日本人は同じ血圧・血糖値でも、遺伝的素因・体格・食文化の影響により欧米人より血管が傷みやすい体質を持っています

    ・日本人は食塩感受性が高く、同じ塩分摂取量でも血圧が上がりやすい遺伝的背景があります

    ・日本人はインスリン分泌能が欧米人より低く、BMIが正常でも糖尿病を発症しやすく、食後血糖スパイクが起きやすい構造を持っています

    ・日本人は同じBMIでも内臓脂肪が蓄積しやすい「アジア型肥満」の特徴があります。腹囲の基準が欧米より小さいのはこのためです

    ・高塩分・高糖質・低カリウムという現代日本の食事パターンが、血管リスクを相乗的に高めています

    ・「血圧135・血糖105は大丈夫」という欧米基準での楽観は、日本人には通用しません。早期介入・早期管理が日本人の血管を守る最善策です

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    ★よくあるご質問(FAQ)

    Q➤ 日本人は血圧が何mmHgから治療を始めるべきですか?

    A➤ 日本高血圧学会(JSH2023)では、家庭血圧125/75mmHg以上・診察室血圧130/80mmHg以上を「高値血圧」と定義し、生活習慣の改善を開始する目安としています。日本人は塩分感受性が高く脳卒中リスクが欧米より高いため、欧米ガイドラインより厳格な管理が推奨されています。「135くらいだから大丈夫」という判断は、日本人には危険な場合があります。

    Q➤ 日本人のインスリン分泌能が低いというのは、全員に当てはまりますか?

    A➤ 個人差はありますが、集団としての傾向は明確です。日本人の2型糖尿病患者の平均BMIは24〜25程度であり、欧米の30以上と比較して著しく低い。これは日本人が相対的にインスリン分泌能が低く、少ない体重増加で血糖コントロールが破綻しやすいことを示しています。「太っていないから糖尿病は関係ない」は、日本人には特に危険な誤解です。

    Q➤ 和食はやはり体に悪いのですか?

    A➤ 伝統的な和食(魚・野菜・発酵食品・少量の精製糖質)は心血管保護効果があります。問題は「現代の日本の食事」が伝統的和食とかけ離れていることです。醤油・味噌・漬物・ラーメン・加工食品中心の現代日本の食事は、高塩分・高糖質・低カリウムという問題を抱えています。伝統的和食の良さを活かしつつ、塩分・精製糖質を減らすことが日本人の食事管理の正解です。

    Q➤ 日本人は欧米人より厳しい血圧・血糖の目標値で管理すべきですか?

    A➤ 基本的にはそう考えます。日本高血圧学会・日本糖尿病学会のガイドラインは、日本人の民族的リスクを踏まえて策定されており、欧米ガイドラインより全体的に厳格な目標値が設定されています。個人の年齢・合併症・フレイルの有無によって目標値は個別化されますが、「欧米では問題ない数値でも日本人には早期介入が必要」というケースは確実に存在します。

    Q➤ 南千住・荒川区エリアに住む人は特にリスクが高いですか?

    A➤ 荒川区を含む東京東部エリアは、工業地帯・下町文化を背景に塩分の多い食文化(醤油・漬物・ラーメン・加工食品)が根付いている地域です。また高齢化率・生活習慣病有病率が都内でも比較的高い地域であり、循環器内科・生活習慣病専門のクリニックとして、このエリアの患者さんの血管リスクを早期から管理することに力を入れています。

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    参考文献

    日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2023(JSH2023)」
    Feigin VL, et al. "World Stroke Organization: Global Stroke Fact Sheet 2022." Lancet Neurology, 2022.
    Ueshima H, et al. "Cardiovascular disease and risk factors in Asia." Circulation, 2008.
    Kato N, et al. "Meta-analysis of genome-wide association studies identifies common variants associated with blood pressure variation in east Asians." Nature Genetics, 2011.
    Fukushima M, et al. "Insulin secretion capacity in the development from normal glucose tolerance to type 2 diabetes." Diabetologia, 2004.
    GBD 2019 Risk Factors Collaborators. "Global burden of 87 risk factors in 204 countries." Lancet, 2020.
    厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査報告」
    WHO. "Alcohol and Cancer: A Statement of the World Health Organization." 2023.

    このコラムの執筆者

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    院長:茂澤 幸右
    糖尿病学会所属・循環器内科専門医


    循環器内科専門医として、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病診療に従事。
    血糖や血圧の管理だけでなく、将来の心筋梗塞や心不全を防ぐ視点を大切に、
    日々の外来で患者さんと向き合っています。
    このコラムでは、健診結果の見方や最新の医療情報などを、
    外来で実際にお話ししている言葉で分かりやすく解説しています。

    【経歴】
    日本医科大学医学部 卒業
    日本医科大学大学院医学研究科(循環器内科学)修了

    【資格】
    医学博士
    循環器内科専門医
    内科認定医

    【所属学会】
    日本内科学会
    日本循環器学会
    日本心臓病学会
    日本糖尿病学会
    医師イラスト
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