BLOG
ブログ
-
ブログ2025/09/17
患部の固定
東京都荒川区・台東区の皆さん、こんにちは!
茂澤メディカルクリニック リハビリテーション科 柔道整復師の福岡です。骨折・脱臼・捻挫などの外傷の治療で欠かせないのが『固定』です。
動かさないことで痛みを和らげ、腫れ(はれ)や出血を抑え、骨や組織の回復を助けます。
固定には大きく分けて、包帯・シーネ・ギプスがあります。包帯固定は簡単に行えるため、応急処置や軽い外傷に適しています。
腫れの状態を観察しやすいのもメリットですが、固定力はやや弱めです。シーネ固定は副木を当てて包帯で巻く方法で、しっかり支えつつ取り外し
もでき、清潔を保ちやすいのが特徴です。ギプス固定は最も強力で、骨や関節が安定して治るのを助けますが、重さや
皮膚トラブルに注意が必要です。それぞれに利点と注意点があり、症状や生活の状況に合わせて固定の種類を
選択します。
固定は回復を支える大切な手段ですが、日常生活で支障を来す場合もあります。
その方の状況に応じた固定も考慮できますので、その際は遠慮せずに
ご相談ください。また、お身体でお悩みのある方は是非当院の受診やリハビリテーション科に
ご相談ください。リハビリテーション科 福岡
監修 茂澤幸右 (茂澤メディカルクリニック 院長)