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    2025/07/21

    糖分と疲労

    東京都荒川区・台東区の皆さんこんにちは。

    茂澤メディカルクリニック リハビリテーション科 理学療法士の八木です。
    前回は、「有酸素運動と脂肪燃焼」について説明しましたが、ご参考になりましたでしょうか?
    今回は、「糖分と疲労」についてご説明します。

    運動後での身体の疲れ

     皆さんは、ウォーキングやランニングなど行ったときに身体に疲れを感じることはありませんか?

    よく乳酸の蓄積が原因ともありますが、エネルギー源である「筋肉の中の糖分」の蓄えが少なくなることでも、疲労の原因と言われています。

    糖分はどのように蓄えられているか?

    糖質を含む食べ物を食べた後は、身体に吸収された後、「血糖」として血液中に流れます。

    血液中に血糖が増えると、すい臓からインスリンと呼ばれるホルモンが分泌され、そのインスリンによって筋肉に血糖(糖分)が運ばれています。

    因みに、筋肉内に取り込めきれなかった血糖は、中性脂肪として身体に蓄えられます。

    筋肉の中に多くの糖分を蓄えるためには、筋トレなどの運動をすることで、筋肉に蓄えられる量を増やすことも重要となってきます。

    最後に

    筋肉の中に糖分を取り込める量が増えることで、中性脂肪として蓄えられる量も減り、疲れも起きにくい身体となるということです。
    また、疲れた時に糖分を摂取をすることで、疲労回復につながる所以です。

    リハビリテーション科
    理学療法士 八木雄人
    監修 茂澤幸右(茂澤メディカルクリニック南千住 院長)