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ブログ2025/07/19
骨折後、湿布だけでいいの?リハビリの重要性について
こんにちは。茂澤メディカルクリニック南千住です。
骨折をされた方の中には、「痛みがあるから湿布を貼っていれば大丈夫」と考える方も多いかと思います。
しかし、湿布は痛みを和らげる大切なサポートではありますが、それだけで完治するわけではありません。
骨折の治療後に適切なリハビリを行うことが、早く元の生活に戻るためには欠かせません。
今回は、骨折後の湿布の役割とリハビリの重要性についてわかりやすくご説明します。① 湿布の役割と骨折治療の基本
湿布は炎症や痛みを抑えるために効果的ですが、骨折そのものを治すことはできません。
骨折治療では、まず骨を固定して自然にくっつくのを待つことが重要です。
しかし、固定期間が長くなると関節の動きが悪くなったり筋力が落ちることがあります。② 骨折後のリハビリが必要な理由
骨がくっついたあとは、関節の動きや筋力を回復させるリハビリが欠かせません。
リハビリを怠ると、関節が固まり動かしにくくなったり、筋肉の衰えで日常生活に支障が出ることがあります。
特に高齢者の場合は、リハビリ不足が寝たきりのリスクにもつながります。③ 専門家の指導を受けて安全にリハビリを進めよう
自己流のリハビリはケガの悪化を招くこともあるため、整形外科医やリハビリ専門職の指導が重要です。
骨の状態や痛みに合わせて段階的に運動を進め、しっかり機能回復を目指しましょう。まとめ
・湿布は痛みの緩和に役立つが骨折治療のすべてではない
・固定期間後のリハビリが機能回復には不可欠
・専門家の指導で安全にリハビリを行うことが回復のカギ骨折後は湿布だけでなく、適切なリハビリを受けることが重要です。
不安なことがあれば、当院にご相談ください。茂澤メディカルクリニック南千住 リハビリテーション科 茂木佑介
監修:茂澤幸右(茂澤メディカルクリニック南千住院長)