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    2025/07/07

    四十肩・五十肩のセルフケア3

    東京都荒川区・台東区の皆さん、こんにちは。
    茂澤メディカルクリニック 作業療法士の茂木佑介です。
    今回も四十肩・五十肩のセルフケアについて紹介をしていきたいと思います。
    今回は、前回ご紹介したボールマッサージの後にやっていただくと肩の動きがより改善が期待できるセラパンドを使ったエクササイズを紹介します。
    セラバンドを使って動きを活性化して欲しい主な筋肉は①棘上筋、②肩甲下筋の2つの筋肉になります。
    この2つの筋肉の状態を良くしておけば、肩関節の正常な動きをすることができます。
    それでは①棘上筋、②肩甲下筋のセラバンドを使ったエクササイズを紹介していきたいと思います。
    ①棘上筋の位置とセラバンドを使ったエクササイズの方法
    棘上筋の位置:

    メイン画像

    開始肢位:バンドの端をベッドの脚などに巻きつけて、手の甲を正面に向けてバンドを把持します。
    方法:手の甲が後ろを向くように捻りながら、腕を斜め前方に持ち上げます。(この時、肩が前に出てこないように反対側の手で前から押さえておきます)

    図1-1.png

    ②肩甲下筋の位置とセラバンドを使ったエクササイズの方法 肩甲下筋の位置:

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    開始肢位:バンドを背中から回し、肘を身体につけて直角に曲げた位置から始めます。

    図1-3-225x300.png

    方法:肘を支点にして、手を胸に近づける・遠ざける動きを繰り返し行います。どちらもゆっくり行うことがポイントです。
    前回のボールマッサージの後に行っていただくと、肩の持ち上げる角度がより増したり、感覚的に持ち上げやすくなると思います。
    いかがでしたか?
    前回も言いましたが痛みが強い時は無理して動かさないでくださいね。今回紹介したのは、あくまでも肩の動きが悪い方にやっていただきたいセルフケアになります。
    今回で肩のセルフケアは最終回にして、次回はまた違う部位のセルフケアについて紹介をしていきたいと思います。
    肩痛だけではなく、腰痛、変形性関節症、骨折後、術後などの疼痛や動作でお困りの方はぜひ、一度、当院までご相談ください。

    リハビリテーション科
    作業療法士 茂木佑介

    図1-5-225x300.png