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    2025/07/10

    筋トレの以前に必要なこと!

    東京都荒川区・台東区の皆様、こんにちは.茂澤メディカルクリニック 
    リハビリテーション科 作業療法士の伊藤です。
    当リハビリテーション科には腰、肩、膝の慢性的な痛みでお悩みの方がたくさん
    来院されますが、「どこを鍛えればいいですか?」といった質問をよく受けます。
    腰痛には腹筋と背筋、ひざ痛には大腿四頭筋など約束ごとのようにテレビや雑誌
    などから情報を受けるのでそれも仕方がありません。
    もちろん痛みがあると動きにくくなるため筋力が低下することもありますが、
    弱くなった筋肉を鍛える以前に必要なことがあります。
    それは身体のいらない力を抜くこと。
    私たちはそれぞれの日常生活において心身ともに様々なストレスを受け、
    いつからか間違った習慣が身に着いてしまい、身体が硬くなって痛みを感じる
    ようになります。
    丸まった腰や反った腰、伸びない膝や伸びすぎた膝、いつも肩が上がっている
    状態などを改善するためには、まずこれらにかかった不要な力を抜くことです。
    不要な力が抜けて関節にかかるストレスが軽減されてから、その状態を維持できる
    ように身体の使い方を覚えていく必要があります。
    そこで本日は、自分でできる簡単に身体のいらない力を抜く方法を一つお伝えします。
    テニスボールを一つ用意します。

    1.足の中指の後ろに入れて体重を乗せます.かかとは床につけてください。
     これで1分くらい待ちます。

    メイン画像

    2.続いて土踏まずの下にボールを入れます.かかとは床から浮かせます。
     この時膝をピンと伸ばさないように軽く曲げた状態にします。
     こちらも1分くらいです。

    画像2-768x576.jpg

    3.1分経ちましたらボールを外して歩いてみてください。
     テニスボールを踏んだ方の足が軽い感じ、指を使っている感じ、
     歩きやすい感じがあればOKです。
     腰や首も楽に感じるかもしれません。
    4.反対の足も同様に行います。
     一度で劇的に改善するものではありませんが、セルフケアとして日常に取り入れる
     ことで痛みの改善や予防につながります。
    腰、肩、膝の慢性的な痛みでお困りでしたら当院へご相談ください。

    リハビリテーション科 
    作業療法士 伊藤
    監修 茂澤健一 (茂澤メディカルクリニック院長)