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    2025/07/17

    『顎関節症』について

    東京都荒川区・台東区の皆さん、こんにちは。
    茂澤メディカルクリニック リハビリテーション科 柔道整復師の福岡です。
    もうすっかり秋の装いで、朝は毛布が恋しい時期になりましたね。
    秋といえば食欲の秋!ついつい食べ過ぎたりしてしまいますが、
    「口を開けると痛い!」
    「硬い食べ物が噛めない!」
    「口を大きく開けることができない!」
    など、楽しく食事することができない方がいらっしゃいます。
    今回は、顎関節症(がくかんせんしょう)についてお伝えしたいと思います。

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    顎関節症で困っている方は比較的女性に多く、前述した症状以外にも、
    ・口を開けると「カクッ」、「ゴリッ」という音が鳴る
    ・首や肩が凝って痛くなる
    ・耳の痛み、耳鳴り、難聴、めまい
    など病態によって様々な問題が起こります。
    原因としてはそもそもの顎関節の構造や嚙み合わせの問題もありますが、
    日常生活における習慣や癖なども大きく影響しているといわれています。
    たとえば、無意識にやっている『頬杖(ほおづえ)』『食いしばり』『歯ぎしり』
    や、『うつぶせ寝』『食べ物を片側で噛む』『ガムをよく噛む』などがあります。

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    無意識の場合はなかなか自覚できませんが、
    ・日常的に重たいものを持つ!
    ・常に緊張を余儀なくされる!
    ・対人関係でストレスを抱えやすい!
    などの日常があり症状を自覚されている方は、
    ・あご周辺の筋肉をマッサージする。
    ・普段から上下の歯を合わさない意識をする。
    ・マウスピースを装着する。
    などの対策をされてみてはいかがでしょうか。

    心理的・身体的ストレス、うつ病、自己免疫疾患、代謝性疾患などあごとは
    一見関係なさそうな病気に起因して症状を呈している場合もありますので、
    症状に悩まれている方は自己判断せずに是非当院の受診やリハビリテーション科
    までご相談ください。

    リハビリテーション科 福岡
    監修:茂澤幸右(茂澤メディカルクリニック南千住院長)