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ブログ2025/07/07
成長痛
東京都荒川区・台東区の皆様こんにちは。
茂澤メディカルクリニック柔道整復師の福岡です。
先日買い物の為に3歳の息子を連れて外に出たところ、すぐに右の膝が痛いと訴えて立ち止まってしまいました。
触っても動かしても痛いと言います。
ぶつけたり、捻ったりもしていないので歩きたくないだけなのかなと思いましが、その後もずっと右膝を庇うように歩いていたので、訴える度に痛いところを擦ってあげたり無理に歩かせないように休憩しながら歩かせました。
翌朝息子に膝の痛みを尋ねましたが痛くないようで、今のところ痛みを
訴えることはありません。成長痛って?何歳に多いの?
昔からよく耳にする言葉ではありますが、詳しくはあまり知らない方がほとんどだと思います。
成長痛は幼児期(3歳)から児童期(12歳)あたりでみられ、特に3歳から5歳あたり
は「一次成長痛」として足の痛みが現れやすい時期とされています。何処が痛くなるの?
とくに膝が多いですが、太ももやすね、ふくらはぎ、足の関節など主に股関節から下に痛みが現れます。
痛みを訴える部位はいつも同じではなく、その時々によって異なります。原因はあるの?
成長痛の原因はまだはっきりとはわかっていませんが、骨や筋肉の
未成熟な幼児が日中の運動によって筋肉が疲労し、蓄積したものが夕方
から夜に痛みとして現れると考えられます。
また、一次成長痛といわれ
る3歳から5歳頃になると園や自宅でも自分でやらなければいけないこ
とが増えてきます。
・更衣、食事、トイレ、片付け
・ベビーカーに乗れず歩かされる
・園での活動
このような日常の変化にまだ慣れずストレスを感じやすくなり、そのス
トレスが痛みとして現れる事もあります。痛がったらどうすればいいの?
筋肉の疲労からの痛みであれば、その部位を優しく擦ってあげたり
お風呂で温まって軽いストレッチをしてあげて下さい。
ストレスからの痛みであれば、会話を増やしてみたり、スキンシップを
図ってみて下さい。このような場合は受診を!
・同じところをいつも痛がる
・痛がる頻度が多い
・足を引きずって歩く
成長痛ではなく以前ご紹介しましたオスグッド病やセーバー病、股関節の血行障害を起こすペルテス病など、他の病気の可能性もありますので、一度当院までご相談下さい。茂澤メディカルクリニック
柔道整復師 福岡